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着物クリーニングでよくあるQ&A

  • 執筆者の写真: ishizukaseni
    ishizukaseni
  • 2024年11月2日
  • 読了時間: 3分

着物クリーニング


Q1. 着物は頻繁にクリーニングに出したほうがいいですか?

A: 着物のクリーニング頻度は、着用頻度や保管状況によって異なります。長期保管前のクリーニングは基本ですが、汗や皮脂汚れが付きやすい夏場に着用した場合や、特別なイベントで長時間着用した場合は、着用後すぐにクリーニングに出すことをお勧めします。特に正絹の着物は、適切なケアをすることで風合いが長持ちします。



Q2. クリーニングに出す前に、シミがあることを伝えたほうがいいですか?

A: はい、シミは事前にお知らせいただくと、適切なシミ抜き対応が可能です。食べこぼしや飲み物の汚れの場合には具体的に名称を伝えるとよいでしょう。また、汗による黄変の可能性がある場合、早めの対応が重要です。シミの状態によって落ちるかどうかが変わるため、具体的なシミの種類や付着してからの経過時間を伝えると効果的です。



Q3. 着物のシミはすべてきれいに落ちるのでしょうか?

A: すべてのシミが完璧に落ちるわけではありませんが、可能な限り元の状態に近づけるよう努力します。長時間経過したシミや、油分と水分が混じった汚れ、着物の黄変や染料の変色がある場合、完全に落とすのは難しい場合もあります。お客様にシミ抜き可能かどうかを診断し、ご提案をいたします。



Q4. 帯のクリーニングも必要ですか?

A: 帯も汚れが付きやすい部分ですので、定期的にクリーニングすることをおすすめします。帯は装飾が多く繊細なため、取り扱いに注意が必要です。着物と合わせて保管する場合は、シーズンごとや必要に応じてクリーニングを検討いただくと、帯の状態が長持ちします。



Q5. クリーニング後の保管方法はどうすればいいですか?

A: クリーニング後の保管にはいくつかのポイントがあります。まず、直射日光を避けた涼しい場所に保管し、乾燥剤を使用することで安心して保管ができます。また、着物はシーズンごとに虫干しをすると、風合いが保たれます。



 

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Q6. 自分でシミを落とそうとしても大丈夫ですか?

A: 自分でのシミ抜きは、着物を傷めてしまう可能性があるためあまりお勧めできません。特に、家庭用の洗剤や漂白剤は着物の繊維にダメージを与えることがあります。もしご自身での対応をご希望の場合は、目立たない部分で少量試すなど、慎重に行ってください。不安があれば、専門のクリーニング店にご相談ください。



Q7. 正絹の着物に防虫剤を使うべきですか?

A: 正絹は虫害に遭いにくい素材ですが、保管環境によっては防虫剤を使用すると安心です。防虫剤を使用する際は、少量を着物に直接触れないようにしてください。着物についた匂いを取ることは難しいので使い過ぎには注意しましょう。



Q8. 着物クリーニングにかかる日数はどのくらいですか?

A: 通常は1ヶ月程度を目安にしていますが、シミ抜きが必要な場合や、繁忙期にはもう少しお時間をいただくことがあります。納期が決まっている場合は事前にお知らせいただければ、急ぎ仕上げで、できるだけご希望に沿えるよう対応いたします。



Q9. 汗をかいた着物はそのままでも大丈夫ですか?

A: 着物に付いた汗は、時間が経つと生地にダメージを与えることがあるため、そのままにしておくのは避けましょう。汗ジミや黄変の原因となりやすいため、着用後は早めにクリーニングに出し、適切なメンテナンスを行うことをおすすめします。



Q10. 着物クリーニングの相場はどのくらいですか?

A: 着物のクリーニング費用は、着物の種類、クリーニング内容によって異なります。一般的には、正絹の着物は5,000円〜15,000円程度が相場です。特に高価な着物や特別なクリーニングが必要な場合は、追加料金が発生することがあります。具体的な料金については、クリーニング店に直接お問い合わせいただくと良いでしょう。



 

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